さんすうだいすき 前半①~⑤ー水道方式

「さんすうだいすき」は、長男コウが2歳半頃から読み聞かせをしていた水道方式で書かれた算数の絵本です。

わが家では、長男コウが1~10の数字を数えられるようになって、

「どうして十(じゅう)は1と0って書くの?」

と、質問し出した頃に読みはじめました。

でも、数字が出てくるのは3巻からです。

1巻と2巻は、まだ数字を知らない子どもにも読んであげられると思います。

折に触れて少しずつ読み聞かせをして、年長の頃には10巻まで読んでいました。

その後も1,2年生の算数の勉強をしている時には、何度も引っ張り出して読み直したものです。

おそらく、水道方式で学んだ子どもは、繰り上がり、繰り下がりでつまづいたり、文章題が解けなかったりすることは、まずないように思います。(家では、まだ長男と次男の二人にしか試していませんが)

算数の導入教材として、とてもよく出来た方式です。

ちなみにわが家にある「さんすうだいすき」は、1989年発行のほるぷ出版のものです。

オークションで手に入れました。

ずっと絶版だったのですが、今では日本図書センターから再版されて、アマゾンでも購入出来るみたいです。

ほるぷ出版の方の「さんすうだいすき」は図書館の書庫にあったりします。興味を持たれた方は借りてみて下さい。私も最初は図書館で借りて、子どもに読んでみてから購入しました。

まずは、1冊目、

①どちらがおおきい?

はじめは大きさ比べです。

二つのものの大小から、三つ、四つのものの大きさ比べになっていきます。

等号、不等号も少し出てきます。

長さ比べ、背比べ、厚さ比べ(厚い 薄い)、深さ比べ(深い 浅い)なども学べます。

つい先日、ちょうど2歳半の三男に1巻を読んでみたところ、二つのものの「大きい 小さい」までは出来たのですが、三つのものの「大きい 中くらい 小さい」はわからない様でした。もうしばらくたってから再挑戦しようと思います。

②なかまあつめ

2冊目の最初は、動物やおもちゃ、形、色などの仲間分けです。

それから、たくさんのものの中から仲間外れ を探します例えば、たくさんの哺乳類のなかに、一羽だけ鳥がまじっている絵をみて、「仲間外れは、どーれ?」といった感じです。

小さい子(2歳後半)にとっては、色々なものをグループに分ける仲間分けの方が、仲間外れよりもずっと理解しやすいようです。

三男(2歳後半)にも読んでみましたが、仲間外れは???、といった感じでした。難しいです。

あと、子どもたち数人とブランコ3台の絵を見て、子どもたち全員が、ブランコに乗れるかな?といった一対一対応の学習をします。

子どもたちと、ケーキ、帽子などの数も比べます。

最後に、「どちらが多い?」といった質問が出てきます。

少しずつ段階を踏んで、無理なく子どもが、どちらが多いかを判断出来る様になります。

③かずってなんだ?(0から5まで)

やっと、数字が出てきます。

動物とタイルの1対1対応から1~5までの数を学びます。

まだ数をよくわかっていない三男テルに読んでいる時に、積み木で絵本の1ページを再現してみました。

 

「ライオンが一つ、サルが二つ、クマが三つ、パンダが四つ、ゾウが五つ、積み木を積みました。」

「いち、に、さん、し、ご」とリトミック風に、ドレミファソの音程に合わせて数えてみると、三男テルが、隣りに積み木を積んで、カメをのせたので、

「カメさんと、同じ数だけ積み木を積んだのはだーれ?」

と聞いてみました。わからないようだったので、

「パンダさんだよ~」と、カメをパンダの隣りに並べて、カメさんと、パンダさんは同じ高さだね~。どっちも積み木の数は「1、2、3、4。四つだね。」で終了。

本には1~5の後に、0(れい)も出てきます。

それから、足し算、引き算も出てきます。

本ではタイルを使って考えます。この時期は子どももまだ幼いし、数も小さいので、家では積み木を使っていました。

本を読むだけではなく、積み木かタイルを使って、足し算、引き算を体験する方が、子どもは喜んでやりますし、わかりやすいと思います。

引き算では、「いくつ残った?」だけでなく、

「どちらがどれだけ多い?」を考える問題も出てきます。

これは難しいです。長男もこの部分を理解するのに、時間がかかりました。

例えば、帽子が五つ、男の子が3人、帽子はいくつ余る?

といった問題では、帽子を緑色の積み木、男の子を赤い積み木に見立てて、並べるとわかりやすいと思います。

水道方式 タイル 1~5

後半には、その他の秀逸な問題がいくつか載っています。幼い子どもが、はじめて数を学ぶのに大変よい絵本です。

さんすうだいすき③の内容を、四苦八苦して子どもに教えている様子はこちらからどうぞ

 

④わける まとめる

4冊目。わける まとめる です。

例えば、赤い○、赤い△、青い○、青い△を色で分けると、

赤いグループ    赤い○、赤い△

青いグループ    青い○、青い△

とわけることが出来ます。

形で分けると

○のグループ    赤い○、青い○

△のグループ    赤い△、青い△

です。これを表にすると

水道方式 わける まとめる 表

右側の、青い△、赤い△、赤い○、青い○が、表のどこに入るでしょうか?

というように遊びます。

色と形だけでなく、動物やお父さん、お母さんも出てきて様々です。家では本をコピーしたものを、切り取って厚紙に貼り、遊んでいました。長男も次男もすごく楽しんでやっていました。

遊びながら自然に身に付くように、よく考えられています。

⑤えあわせ でんこうニュース

5冊目です。この本では、まず「うえ、した、まんなか」、「みぎ、ひだり、まんなか」を学びます。

例えば、テレビ塔の絵が「うえ、した、まんなか」と三つに分かれていて、それをパズルの様に組み合わせて遊

その後、「みぎうえ、みぎした、ひだりうえ、ひだりした」を学んでから、かずを使って場所を表すことを学びます。

さんすうだいすき えあわせ 表

ひだりうえ・・・(1,2)

ひだりした・・・(1,1)

みぎした・・・(2,1)

みぎうえ・・・(2,2)

に対応します。このような表に色々な動物のカードを指定された場所に並べて遊びます。

(1,2)にキリン、(1,1)にライオンといった具合です。

本には5×5の表まで出てきます。

こちらも本をコピーして切り取って遊んでいました。

長男と次男は3歳前後の頃、表にカードを置くことを楽しんでいました。

 

さんすうだいすきの①~⑤を読んでいる時期に、「はじめてであうすうがくの絵本」も読んでいました。

似ている部分もありますが、「はじめてであうすうがくの絵本」の方が少し難しく、幼稚園に通っている頃に楽しく読める内容だと思います。

長くなってしまったので、6巻以降は後半編で紹介したいと思います。