さんすうだいすき 後半⑥~⑩ー水道方式

⑥かずってなんだ                                       (6から99まで)

やっと5より大きな数が出てきます。

最初は、6から9までの数の紹介です。

6から9の数を学習する上で重要なのは、

6は5と1

7は5と2

8は5と3

9は5と4

と、5のタイルを使って、それぞれの数を表し、各々の数が5といくつなのかを、覚えることです。

ぱっと見て、いくつなのかすぐわかるのは、4つまで、ということもあり、6から9は、5のタイルを使って表します。

この数を分解する概念は大切です。将来の約数などに繋がる数の捉え方です。

宮本算数教室のたし算パズルにもでてきますが、

例えば、6は5+1でもありますが、1+2+3でもあり、2+2+2でもあるわけです。

幼い子には、まだそこまでは難しいと思うので、まずは、6は5と1、だけでも理解できれば十分だと思います。

そして、9まで数の足し算、引き算、それから10が出てきます。

本でも、タイルを用いて説明されていますが、我が家では、子どもに教える時には、実物のタイルを用意して、実際にタイルを動かして足し算、引き算を教えていました。

そうすることで、勉強が遊びのようになり、特に、数に対する興味のあった長男はもっともっと先をやりたがりました。

我が家では市販のものを使っていましたが、厚紙で作ったものでも十分だと思います。1のタイル、5のタイル、10のタイルをいくつかずつと、100のタイルが一つあれば、当分は大丈夫だと思います。

もっと数が大きくなると、市販のタイルでは足りなかったので、我が家では百のタイルは厚紙で20枚程、千のタイルは模造紙で10巻き程作りました。

千のタイルは、普段、上の写真のように巻いていました。

一のタイルは1個、2個、

十のタイルは1本、2本、

百のタイルは1枚、2枚、

千のタイルは1巻き、2巻き

と数えます。

1のタイルの一辺の長さは1cm~2cmぐらいが良いと思います。百や千のタイルを用意することを考えると、1の一辺が2cm以上あると大変すぎるので・・・

99までの数の紹介の後、10になる足し算、引き算が出てきます。

例えば、8に何を足すと10になるか?です。

これも重要なので、私は度々、子どもに

「8に何を足したら10になるの?

それじゃあ、6に何を足したら10になる?」

などと、一緒に歩いている時などに聞いていました。時期は、幼稚園の年中から年長の頃です。子どもにもよると思いますが、家の子どもの場合、一回か二回、本で学んだだけでは、まったく定着しませんでした。

さんすうだいすき⑥の内容を四苦八苦して子どもに教えている様子はこちらからどうぞ

⑦くりあがり くりさがり

小学校1年生で習う、くりあがり、くりさがりも、タイルを使えば、幼稚園児にも楽に理解出来ます。

1のタイルが10個集まって、十の位に繰り上がる時には、

「10のタイルに へんしーん!」

繰り下がりで、10のタイルを1のタイルに変えるときには、

「1のタイルにへんしーん!」

と、遊び半分に教えていました。

くりあがり、くりさがり

 

他にも、三つの数の足し算、引き算なども載っています。

この7巻で、二桁の数の繰り上がり、繰り下がりは終わりです。

定着させるには練習量が足りないので、長男にも次男にも太郎次郎社から出版されている水道方式の問題集(らくらく算数ブック)も併用していました。

さんすうだいすきの⑦までの内容は、らくらく算数ブックの①で復習出来ます。だいたい、ここまでが、小学校一年生で学校で学ぶ範囲になるかと思います。

さんすうだいすきの⑧~⑩までの内容は、らくらく算数ブックの②が対応しています。こちらは、小学校2年生の前半に学校で習う内容です。

 

⑧おおきなかず

⑧では3桁の数を学びます。3桁の数の足し算、引き算も学習します。くりあがり、くりさがりも出てきます。

百のタイルも使えば、2桁までの計算と考え方は同じなので、つまづくことはないと思います。ただ、子どもは計算が大変な様子でした。

長男、次男とも3桁の足し算、引き算については、この本に載っている分の練習量では出来るようになりませんでした。上で紹介したらくらく算数ブック②も併用して、なんとか「出来る」レベルになれたかな?という感じです。

⑨はかってみよう

これは、子どもが夢中になって読んでいました。まず、水の量をはかります。

デシリットルとリットルが出てきます。

1dlの容器と1Lの容器は準備しました。

お風呂の時に、1dlの容器に水を入れて、それを1Lの容器に移してみせて、1dlが10杯で、1Lの容器が一杯になることを、何回かやって見せました。

1dlマス、1Lマス

左が1dl(100ml)マスで、右が1L(1000ml)マスです。

ペットボトルで作ることも出来ます。小さめのペットボトルに100mlの水を入れて、マジックペンで線を引けば、dlマスは出来ます。大きめのペットボトルに100mlずつの水を10回入れて、その度に線を引けば1Lマスの出来上がりです。

長さもはかります。まず、センチメートルとミリメートルが出てきます。子どもは楽しんで、自分で定規を作っていました。

メートルも出てきます。家では5メートルのタコ糸に1メートル毎に結び目をつけたものを作り、長いものを測って遊んでいました。

⑩かけざんをやろう

1×1から9×9までのかけ算です。

理解は出来ても、九九を覚えるのは大変です。わが家ではお風呂場に九九の表を貼って覚えました。

九九を学ぶ時に注意する点は、九九が言えただけでは、まだ理解が十分ではない可能性があることです。

例えば、36は6×6ですが、4×9でもあり、2×18でもあり、もちろん1×36でもあるわけです。

かけ算 分解

16についても、4×4、2×8、1×16です。

こういった、九九の逆、数の分解が出来ないと、中学受験をする場合、後々苦労します。中学受験では、約数、倍数が出てくるので、是非、九九にでてくる数については、数の分解まで出来る状態にしておく方がよいと思います。

タイルを動かして、正方形から長方形を作ることも大切な経験だったと思います。

また、家では強育パズルの九九トレも使っていました。これは、九九の逆(数の分解)を学ぶのに、非常に良い教材だと思います。

さんすうだいすき⑩までが終われば、つぎは算数の探検があります。こちらは千より大きな数や図形など、だいたい小学校2年生後半から6年生で学ぶ内容がかかれたものです。こちらも素晴らしい本なので、興味のある方は是非、図書館などで手にとってみて下さい。